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「あけましておめでとうございます!2026年、笑顔のヒミツは『顎のクッション』にありました」
2026.01.09
あけましておめでとうございます。
矯正歯科医の 伊藤剛秀 です。
2026年という新しい年がスタートしましたね。皆様、どのようなお正月を過ごされましたか?
本年も、皆様の笑顔と健康を支えるパートナーとして、精一杯歩んでまいりたいと思います。
さて、昨年末のブログの最後に「MRI」のお話を少しだけ載せたところ、大変多くの反響をいただきました。実は今、私の元には、矯正治療を始める前にMRI検査を希望される方が爆発的に増えているんです。
「歯医者さんなのにMRI?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
新年最初の大切なブログとして、なぜ今の時代、歯並びを治すためにMRIが必要なのか、その理由を分かりやすくお話ししたいと思います。
1. 2025年に起きた「うれしい変化」
見た目だけじゃない「本当の健康」への気づき
昨年、私が一番心強く感じたのは、患者様の間で「歯並びだけをきれいにしても、根本的な解決にならない」という考え方が、ものすごい勢いで広がったことです。
これまでの矯正は「ガタガタの歯をきれいに並べる」という、いわば見た目のデザインが主役でした。でも、実際に治療を求めて来られる方の悩みは、もっと深いところにあります。
・「口を開けるときにカクッと音がして怖い」
・「矯正をしたいけれど、昔から顎が痛むのが気になる」
・「原因がわからない頭痛や肩こりがあって、毎日が辛い」

こうしたお悩みを持つ方々が、「ただ並べるだけじゃダメなんだ」「土台からしっかり治したい」と切実に願うようになられました。私がずっと大切にしてきた「全身を診る矯正」。この考え方が、ようやく時代と重なり、多くの方に届き始めたのだと感じています。
2. 歯並びの「土台」は、顎の関節でした
家を建てるとき、どんなに立派な柱や壁を使っても、地面(土台)がグラグラだったら長くは持ちませんよね。歯科矯正も、実はまったく同じなんです。
歯を支えている「土台」は、耳のすぐそばにある「顎関節(がくかんせつ)」です。
ここが正しい位置にあり、スムーズに動いていて初めて、きれいに並べた歯が一生モノの宝物になります。
逆に言えば、土台である顎がズレたまま無理に歯を動かしてしまうと、後で顎の痛みが強くなったり、せっかく治した歯並びが元に戻りやすくなったりすることもあるのです。

3. MRIでしか見えない「クッション」の正体
では、なぜわざわざMRIを撮るのでしょうか?
普段、歯科医院で撮るレントゲンやCTは、「骨」を映し出すのが得意です。でも、顎のトラブルの本当の原因は、骨ではなく「クッション」にあることが多いのです。
そのクッションの名前を、「関節円板(かんせつえんばん)」といいます。

MRI検査でわかる、あなたの大切なこと
MRIは、レントゲンには写らない「軟らかい組織(軟骨や筋肉)」を映し出す魔法のカメラのようなものです。これを使うと、次のようなことがはっきりと分かります。
クッションが正しい位置にあるか?
顎を動かしたときに、クッションが一緒に動いてくれているか、それともどこかに引っかかったり、ズレたりしていないかを確認します。
顎の中に「お水」が溜まっていないか?
炎症が起きていると、顎の中にお水が溜まります。ご本人が痛みを感じていなくても、MRIを撮ると「あ、今ここは少しお休みさせてあげなきゃいけない時期なんだな」ということが一目でわかります。
将来のリスクを防げる
もしクッションが外れたまま歯を動かすと、顎の骨が少しずつ削れてしまうことがあります。それを事前に知ることで、大切なお顔の形や健康を守る計画を立てることができるのです。
4. 怖くない、むしろ「安心」のための検査です
「MRI」と聞くと、なんだか大きな病気を見つけるための怖い検査のように感じるかもしれません。でも、私たちの考えるMRIは、「あなたにぴったりの、無理のない治療計画を作るための地図」です。
自分の顎が今、どんな状態なのか。それを知ることは、決して怖いことではありません。
原因がわかれば、無理に歯を動かすのではなく、まずは顎を休ませる治療から始めたり、顎に負担のかからない噛み合わせを探したりと、「お身体に優しい最短ルート」を見つけることができるからです。
なぜ「今」、MRIが必要とされているのか
以前は、顎の音が鳴ったり少し違和感があったりしても「体質だから仕方ない」と後回しにされてしまうことが少なくありませんでした。しかし、今は多くの患者様が「不調の原因をうやむやにしたくない」という、誠実な医療を求められています。
私がMRIを通じて行っているのは、単なる検査ではありません。患者様が感じてきた「なんとなくの不安」を、「目に見える安心」に変えるプロセスです。「私の顎はこうなっていたから、あの時痛かったんだ」という納得感は、治療への前向きな意欲につながります。
また、MRIを撮ることで、実は矯正治療の期間を短縮できる可能性もあります。土台の状態が正確に分かれば、無理な試行錯誤を避け、最も効率的で負担の少ない歯の動かし方を選択できるからです。
治療の先にある「本当の喜び」
「食事が美味しくなった」「朝起きた時の顔の強張りが消えた」
MRIを用いた精密な診断を経て、理想の噛み合わせを手に入れた患者様からは、こうした「日常の質の向上」に対する喜びの声を多くいただきます。
2026年、私が皆様に届けたいのは、10年後、20年後に「あの時、土台からしっかり診てもらって本当によかった」と思える未来です。最新の診断技術は、その未来を確実なものにするための、私から皆様への約束でもあります。
5. 2026年、私たちが目指す「優しい医療」
「全身を診る矯正」は、私たちが一方的に行うものではありません。
MRIという確かなデータをもとに、患者様と一緒に「あぁ、だから今まで顎が鳴っていたんですね」「これなら安心して治療を任せられます」と、納得しながら進んでいくものです。
2026年、私は東京や大阪の拠点において、診断の精度をさらに高めていきます。最新の技術を使いながらも、お話しするときはどこまでも温かく、分かりやすく。
「歯並びがきれいになったね」と言われるだけでなく、「最近、すごく体調が良さそうで、毎日楽しそうだね」と言ってもらえるような、そんな変化を一緒に作っていきたいと思っています。
最後に
新しい一歩を踏み出すのは、誰だって勇気がいるものです。
もし、顎の違和感や、矯正への不安を抱えているなら、一人で悩まずにぜひお話しを聞かせてください。
あなたの顎が、そして全身が喜ぶような、あなただけの「美しさと健康のバランス」を一緒に見つけていきましょう。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様にとって、健やかで優しい光に満ちた一年となりますように。

【私からのお手伝い】
「私の顎の状態もMRIで診てもらえるのかな?」と気になった方は、まずは 「個別カウンセリング」 にお越しください。
いきなり難しい検査をするのではなく、まずはあなたのお悩みをゆっくり伺い、今の状態に最適なステップをご提案させていただきます。
ご相談はこちら ↓ ↓
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